【どちらが好み?】カフェオレとカフェラテの違いを解説【カロリーも比較】

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カフェオレって、どっちもミルクが入ってるコーヒーだよね? それって結局、コーヒー牛乳のこと?
カフェラテとの違いもよくわからない…。

そんな疑問にお答えしますね。

momo

筆者の私は、コーヒーに親しんで10年以上。
カフェ・喫茶店での勤務経験があり、「コーヒーマイスター」の資格を持っています。

カフェの定番メニューのひとつが「カフェオレ」や「カフェラテ」です。
コンビニやスーパーなどで見かけるコーヒー飲料としてもおなじみですよね。

このふたつ、どちらも「コーヒーとミルク(牛乳)を合わせる飲み物」ということは共通しているのですが、実は作り方や味わいはまったく異なります。

そこで今回は、カフェオレとカフェラテの違いと、それぞれの特徴について、わかりやすく説明していきます。

  • カフェオレとカフェラテとは、そもそもどんなコーヒー?
  • 牛乳コーヒーとの違いは?
  • カフェオレとカフェラテの特徴や作り方を知りたい

このような疑問を解決していきます。

気になるカロリーについても解説しますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います!

もくじ

カフェオレとカフェラテの3つの違い

カフェオレとカフェラテは、大きく以下の3つの点で違いがあります。

  1. 発祥の国の違い
  2. コーヒーの抽出方法の違い
  3. ミルクの量と温め方の違い
momo

各ポイントについて、詳しく説明していきます。

①:発祥の国が違う

カフェオレはフランス発祥

カフェオレはフランス発祥の飲み物です。
正しい発音通りに記載すると「カフェ・オ・レ(Café au lait)」となります。

「cafe」はコーヒー、「au」は前置詞、「lait」は牛乳を意味します。

カフェラテはイタリア発祥

カフェラテはイタリア発祥の飲み物です。
正しい発音通りに記載すると「カフェ・ラテ(Caffè Latte)」となります。

「caffe」はコーヒー、「latte」が牛乳を意味します。

※イタリア語に忠実に発音すれば「カッフェ・ラッテ」となります。
また、カッフェッラッテ(Caffellatte)や、カッフェ・エ・ラッテ(Caffè e Latte:「”コーヒーと牛乳”の意」と表記することもあるようです)

②:コーヒーの抽出方法の違い

カフェオレはドリップしたコーヒーを使う

カフェオレには、コーヒー豆を挽いてお湯でドリップをしたコーヒーを使うのが一般的です。

カフェラテはエスプレッソを使う

カフェラテで使うコーヒーは「エスプレッソ」です。
専用のエスプレッソマシンを使って、高い圧力をかけて短時間で抽出したコーヒーが使われます。

エスプレッソは非常に濃度が濃いことが特徴です。

③:ミルクの量と温め方の違い

カフェオレはミルクを鍋で温める

カフェオレに使うミルクは、「ミルクパン」といわれる手鍋で温めます。

ドリップコーヒーとミルクの量は1:1にするのが一般的です。

カフェラテのミルクはスチームして温める

カフェラテに使うミルクは、エスプレッソマシンに付属しているスチーム(蒸気)を使って温めます。
スチームする過程で泡もできるので、その泡を少量加えるのが一般的です。

コーヒー(エスプレッソ)とミルクの割合はだいたい2:8です。

カフェオレとカフェラテの味はどう違う?

ここまでご紹介した通り、カフェオレとカフェラテにはさまざまな違いがありますから、やはり味わいも変わってきます。

味の違いを簡単に表すと、カフェオレよりもカフェラテのほうが「コーヒー感」が強いです。

というのも、カフェオレは、コーヒーとミルクを同程度の量で作るのが一般的。
たとえば容量200mlのマグカップを使用した場合、コーヒーも牛乳も約100ml使用することになります。

カフェオレは牛乳の量が比較的多めになっている分、日本に昔からある「コーヒー牛乳」と似たようなイメージで、飲みやすくマイルドです。

また、使用するコーヒーは中煎りくらいのコーヒー豆をドリップしたものなので、エスプレッソほど濃いものにはなりません。

一方、カフェラテの最大の特徴は、マシンを使って濃く抽出したエスプレッソを使うこと。

1杯のカフェラテに使うエスプレッソ量はわずか30ml程度です。
これほど量が少なくても、カフェラテはミルクに負けないパンチ(コクや苦味など)のある味になります。

また、カフェラテには温められた液体のミルクとともに泡のミルクも多少入りますので、なめらかな口当たりになるのも特徴的です。

ちなみに、カフェオレもカフェラテも「アイス」で飲む場合には冷たいミルクを使います。

使用するコーヒーの抽出方法や、コーヒーとミルクの割合はどちらもホットのときと同様で、カフェラテのほうが、しっかりとしたコーヒーの味わいが感じられます。

カフェオレとカフェラテの飲み分け方

カフェオレとカフェラテのどちらを飲むかは、完全に好みで決めて問題ありません。

私自身は両方飲みますし、ミルクなしのいわゆる「ブラックコーヒー」もよく飲みます。
それぞれ味わいの特徴がハッキリしている分、以下のように飲み分けることが多いです。

参考程度に見ていただけたらと思います。

  • 朝一番は、胃への負担を減らしたいのと、マイルドな味わいがほしいので温かいカフェオレ
  • 自宅での仕事中は頭をしゃっきりとさせたいので、ドリップしたコーヒー(ミルクなし)
  • 外出先のカフェでは、ホッと一息&リフレッシュのためにカフェラテ(アイスにすることも)

といった感じです。

カフェラテは、カフェの良いエスプレッソマシンで作るととてもおいしいので、外で飲むことが多いです。

momo

エスプレッソにこだわっているお店のカフェラテはとてもおいしいですよ。ホットなら、かわいいラテアートをしてもらえることもあります。

カフェオレとカフェラテのカロリーを比較

ここからは、カフェオレとカフェラテのカロリーを比べていきますね。

前提として、コーヒーの液体そのものには、ほとんどカロリーが含まれていません

コーヒーのカロリー:標準的なカップ1杯で約4kcal(コーヒー粉末10gを熱湯150mlで浸出した場合)
エスプレッソのカロリー:エスプレッソ用のカップ1杯分(約30ml)で約8kcal

つまり、コーヒーを使ったドリンクのカロリーは、砂糖やシロップ、ミルクなどの量で大きく変動するということです。

同じマグカップ1杯を飲んだとしても、カフェオレよりもカフェラテのほうがミルクをたくさん使うので、カロリーは高くなる傾向にあります。

カフェチェーン店では、通常の牛乳を豆乳や無脂肪乳に変更できることも多いです。

少しでもカロリーを抑えたい場合にはおすすめですが、豆乳や無脂肪乳だと味や香りが少々独特な感じになるので、好みに応じて試してみてください。

まとめ

今回ご紹介したように、カフェオレとカフェラテはまったく違うものですが、それぞれに魅力があります。

また、どちらも使う豆の種類や焙煎度によって、ミルクと合わせたときの味わいも変わってきます

そういうところにも注目してみると、またコーヒーの楽しみ方が広がると思います。

このサイトでは、今後も初心者の方にもわかりやすいコーヒーを情報を発信していきます。ぜひ、ご覧いただけたらうれしいです。

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