【レビュー】Wilfa Svart Aromaは誰でも楽に使えるコーヒー電動ミル!【Nymaltとの違いも】

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momo

こんにちは!コーヒーマイスターのmomoです。今回は、おすすめの電動コーヒーミルについてご紹介します。

自宅でコーヒーをおいしく飲みたいと思ったら、ぜひ手に入れておきたいのが「コーヒーミル」です。

コーヒーミルとは、コーヒーを抽出するために、豆の状態から細かくするために使う機器のこと。

ミルを使いコーヒーを淹れる直前に豆を挽くことによって、より鮮度の良い状態のコーヒーが楽しめます。

そんなコーヒーミル、大きく分けて「手動式」と「電動式」があるのですが、今回は電動式のミル「Wilfa Svart Aroma」という商品についてご紹介します。

momo

筆者の私は、これまで店舗や自宅で、さまざまなコーヒーミルを使用してきました。
そのなかでも今回ご紹介するミルはシンプルでとても使いやすく、スタイリッシュです。

有名なバリスタさんやコーヒーショップでも使われていますが、一方で、自宅で気軽に使えるコーヒーミルがほしい方にも向いています。

この記事がおすすめの人
  • 使いやすくおしゃれな電動ミルを探している
  • Wilfa Svart Aromaの特徴やおすすめポイントを知りたい!
  • よく似ている商品「Svart Nymalt」との違いは?

このような思いを持っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います!

もくじ

「Wilfa 「Svart Aroma」コーヒーミルとは?

svart aromaの全体像写真

作っているのはノルウェーの家電メーカー「Wilfa」

電動コーヒーミル「Wilfa Svart Aroma」を作っているのは、「Wilfa(ウィルファ)」という北欧・ノルウェーの家電メーカーです。

1948年設立の歴史ある会社。コーヒー関連機器中心に会社を成長させ、デザイン性にすぐれた革新的な商品を作り、ヨーロッパ中心に市場を拡大させているそうです。

日本で「北欧」と聞くと、おしゃれなインテリアを思い浮かべる人も多いはず。実際に、このコーヒーミルも洗練されたデザインが特徴的です。

momo

最初に見たときに、「わ、なんだかおしゃれ!」と、とても印象に残りました。

Wilfa Svart Aromaの特徴

「Wilfa Svart Aroma」は、ざっくり以下のような特徴のあるコーヒーミルとなっています。

  • 電動式
  • 挽き目を直感的操作で17段階に調整可能
  • 刃はコニカル刃(→豆を“切り刻む”タイプで、摩擦や作動音を抑えやすいメリットが!)
  • オートストップ機能あり

前機種「Svart Nymalt」との違いは?

「Wilfa」ブランドの電動コーヒーミルには、「Svart Aroma」のほかに、その前に発売された「Svart Nymalt(ニマルト)」という機種があります。

両者の大きな違いは、「色」「モーター」です。

前機種のNymaltのメインカラーはシルバーでしたが、Aromaはブラック。よりシックな雰囲気が強くなった印象です。
私はAromaが魅力に感じましたが、メタルっぽい感じが好きな方は、むしろNymaltに惹かれるかもしれませんね。

また、Aromaではモーターの変更も。回転速度が遅くなったため豆を挽くときの発熱を抑えることができ、コーヒー豆の風味がより保てるようになっています。

モーター音も、より静かになったそうです。

前機種「Svart Nymalt(スヴァート ニマルト)」

新型「Svart Aroma(スヴァート アロマ)」

金額差が多少(大体3,000円~4,000円)あるので、お金に余裕がある&落ち着いた色合いがよければ最新型のAromaを、少しでも価格を抑えたい&シルバーが好きであればNymaltがいいのではないかと思います!

Svart Aromaのおすすめポイント3つ

①:パーツがシンプル&コンパクトなサイズ感

「Svart Aroma」の外見はこのような感じです。

svart aromaの外見

コーヒー豆を入れる「カップ&フタ」、挽いた豆が落ちてくる「粉受け」、カップ内にセットする「ディスク刃」が外せるようになっています。

細かなパーツはないので、機械は苦手…という方でも楽に使えると思います。

②:直感的に操作できる便利機能が充実

最も便利だなと感じるのが、事前にツマミを回してタイマー(何秒で止めたいか?)をセットすることで、自動で止まってくれる点です。

1~2人分の豆を挽くには通常20秒もかかりませんが、その間に離れてお湯を沸かしたり、カップを用意したりと、別の作業ができるのはとても良いです!

svart aromaのタイマー
この写真の場合、10秒に合わせています

ツマミを希望の時間に合わせたら、「GRIND」と書いてあるボタンを押すと、モーターが動き出します。

このあたりのデザインもさりげなくて気に入っています。

また、挽き目の調整は17段階でできるのですが、こちらも豆カップを本体にセットした後、左右にカチカチと回していくのみ。

svart aromaの豆カップ

挽き目の詳細は、同梱の説明書に書かれています。とにかく直感的操作で使えるので、難しいことはありません!

③:お手入れも簡単!

シンプルなパーツ構成の機械は、お手入れが楽なのもうれしいポイント。

こちらのミルは、内部全体を分解する必要はありません。

気になるタイミングで豆カップ、豆カップのフタ、粉受け、ディスク刃(外刃)を取り出して、水洗いすればOK。

刃を洗うことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、さびにくいステンレス製なので安心です。刃だけは洗ってすぐふき取ればなお良いかなと。

svart aromaのコニカル刃
刃先がとがっていないので安心!

水洗いも毎回毎回やっていると大変なので、普段は本体周りの目立つ微粉を払い落とす程度にして、数日~1週間に1回くらい洗うくらいでも十分でしょう。(もちろん丁寧にやりたい方は毎日でも)

Svart Aromaに残念ポイントはある?

「Svart Aroma」はとても素晴らしい製品ですが、いくつか気になるかも?というポイントもあるので、その点をご紹介します。

粉受けが若干使いにくい→裏技アリ

「Svart Aroma」には、プラスチック製の粉受けがセットされています。

粉受けがピッタリ本体に収まるつくり自体はとても良いと思うのですが、乾燥している時期は…静電気によって細かな粉が多少くっつきます。

そのため、面倒くさがりな私は、粉受けの中に、ペーパーフィルターをこういう感じでセットしてしまうことも(笑)

svart aroma粉受け

ただ、このフィルター設置してしまう作戦、3つ穴用の台形のフィルター(例:カリタ102)には向いているのですが、円錐フィルターの場合、先っぽのとんがったところをつぶさないと入らないので注意してください。

静電気に悩まされることもありますが、このちょっとした不満をかき消してくれるくらい、全体の機能性やデザインが魅力のミルだと感じています。

粗挽きでは多少バラつきも…

ミル選びの際に気にしたいポイントが、「豆がきれいに挽けるのか?」という点に関してです。
ここでいう「きれいに」というのは、主に、粒ができるだけ均一に揃っていることを意味します。

もし挽いた豆が不均一だと、抽出したときに味のムラが出やすく、変なエグみの原因になったり、本来のコーヒー豆の良さが感じにくくなってしまったりすることがあります。

その点において「Svart Aroma」は、挽き目を細かく設定すればするほど、精度が上がっていく…そんな印象のミルとなっています。

「中挽き~細挽き」がきれいに挽ける反面、粗挽きにするとやや粒のばらつきが目立ちます。

ただ、一般的なハンドドリップでは粗挽きにすることはないので、さほど支障はないでしょう。

粗挽きをしてフレンチプレスやバーコレーターによる抽出メインで使いたい人、「粗挽き~細挽きまで均一でないと満足できない!」という人にとっては不満を感じるポイントかもしれません。

ちなみに、細挽きはきれいに挽けますが、製品の注意書きとして「モカ(本製品の最も細い挽き目の名称)で挽いた豆を業務用エスプレッソマシンには使用しないでください」と書かれています。
エスプレッソ用の極細挽きメインに使いたい方は、やはりそれ専用のミルを用意するのがベターかなと思います。

Svart Aromaをおすすめしたい人

ここまでのお話をふまえて、最終的に「Wilfa Svart Aroma」をおすすめしたいのはこんな人です。

  1. おしゃれな電動ミルがほしい人
  2. できるだけシンプル・簡単に使いたい人
  3. ハンドドリップ中心でコーヒーを飲む人

電動ミルのなかには結構大きくて存在感が強いものもあるのですが、今回ご紹介したミルはとてもスマート。

変に目立つことなく、キッチンの他の家電製品とも自然になじんでくれます。軽いので女性でも持ち上げたり、動かしたりしやすいのも良いポイントです。

また、使い方も複雑でないので、購入したその日からすぐに使用可能!お手入れも楽なので長く飽きずに使えます。

もっと高価格帯の電動ミルもありますが、「さすがに3万円以上出すのは…出せても2万円くらいかな」と考えている方にはとてもバランスがよく、おすすめのミルです。

自宅でおいしいハンドドリップコーヒーを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

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