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【解説】カップ1杯に使うコーヒー豆の量は?【基準を知っておくと便利】

2020 6/02
【解説】カップ1杯に使うコーヒー豆の量は?【基準を知っておくと便利】
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最近、家でコーヒーを淹れて始めたんだけど、どれくらいの量の豆を使えばいいんだろ。おいしくなる量を知りたい!

こんな疑問を解決します。

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筆者の私は、カフェや喫茶店での勤務経験があり、コーヒーマイスターの資格を持っています!
日々コーヒーがもっとおいしく飲める方法を考えています。

「自宅でコーヒーを淹れてみよう!」と思ったとき、悩むことのひとつに「使うコーヒー豆の量」があると思います。

コーヒーの本や情報サイト、カフェや喫茶店のホームページなどで調べてみると、それぞれ異なる数字が書かれていることもあって、余計に混乱してしまう人も多いのではないでしょうか?

先に結論からお伝えすると、コーヒーは淹れ方に「基本」や「基準」はあるのですが、あとは好みや考え方によところも大きいです。

なので、コーヒーを専門的に扱っている人に聞いても、人によって異なる答えが出てくることがあります。

ただ、それでも「基本」と「基準」を知っておくことで自分好みのコーヒーに出会える可能性はグッと高まるので、それを知っておくことは無駄になりません!

そこで今回は、コーヒーを淹れるときに使う豆の量についての考え方を、わかりやすく説明していきますね。

もくじ

コーヒー1杯に使うコーヒー豆の量

そもそも「コーヒー1杯」ってどれくらい?

コーヒーを淹れるときに使う豆の量を考えるにあたって、まずコーヒー1杯がどれくらいなのか、おさえておきましょう。

一般的なコーヒーカップに入れるコーヒー(液体)の量は120ml前後となっています。

メーカーやブランドによっては、やや大ぶりのコーヒーカップもありますが、110ml~130mlくらいが平均的です。

ですので、単に「コーヒー1杯」と書いてあるときは、抽出後(できあがり)のコーヒーの量は120mlくらいだと考えておけばOKです。

ちなみに、コーヒーを淹れるときに使うコーヒーサーバーの1杯分の目盛りも、コーヒー器具で有名なカリタでは120mlとなっています!

各社が発表しているコーヒー豆の目安量は?

それでは、実際にコーヒー関連企業やコーヒー関連団体、カフェ・喫茶店などでは、使うコーヒー豆の量としてどれくらいを目安にしているのでしょうか。

大手各社のWebサイトで調査し、ペーパードリップで1杯分を抽出する分量として書かれている内容をまとめました。

コーヒー豆ではなく「コーヒー粉」と書かれている場合もありますが、豆を挽けば粉になるので、ここでは同じものとして捉えます

メーカー等抽出量(特別に記載がある場合)使う豆の量
UCC上島珈琲約140cc10~12g
タリーズコーヒー150~200cc10g
キーコーヒー120ccが標準10g
カルディ10g
珈琲問屋約8g~10g
全日本コーヒー協会10~13g

(※ちなみに、mlとccはどちらも体積を示す単位で、同じ容量です。どちらも一般的に使われていますが、このブログではmlを使っています)

上記の表から、コーヒー1杯あたりに使うコーヒー豆の量は、10g程度が基準となっていることがわかります。

ただ、各社とも「あとは好みで調整してください」などの表記が目立ちました。
淹れるうちに調整してみながら、自分が「おいしい!」と思う量を考えていくのがベストです!

使うドリッパーの種類によっても変わる

上記で見てきた各社のコーヒー豆の分量の目安は、あくまでも「参考」程度に考えてください。

というのも、同じハンドドリップをするにしても、どこのメーカーの、どんな器具(ドリッパー)を使うかによって、1杯分にちょうどいいとされるコーヒー豆の量が違うからです。

たとえば、コーヒー器具を扱う有名メーカー各社は、このように言っています。

  • メリタ:約8g
  • カリタ:約10g
  • ハリオ:約12g
  • コーノ:約12g

(※ちなみに各社の標準的なメジャースプーンは、ちょうど1杯分の粉を計りやすいサイズで作られています)

どのメーカーのドリッパーを使うかによって、最大4gほどもコーヒー豆の量の基準に差が出てきます。

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コーヒーにハマり出すと、ドリッパーの違いによる味の変化も楽しみたくなりますよ!

最終的には好みを追求しよう!

ここまで1杯あたりのちょうどいいコーヒー豆の分量を見てきましたが、どんな味をおいしいと感じるかは人によって違うもの。

最終的には好みで決めるのが一番です。

まずは各社が発表している基準の分量で淹れてみて、「ちょっと薄いな」と思ったら少し増やす、「もう少しライトにしたい」と思ったら少し減らす、などの調整をしてください。

また、とても大事なポイントになるのが、コーヒーの味は、コーヒー豆の量だけではなく、豆の種類や焙煎度、お湯の温度、豆を挽いたときの粒の大きさなど、さまざまな要素が複雑に絡み合って決まるということです。

そして、そのすべてにおいて「基準はあっても、正解はない」のが、コーヒーの本当に面白いところです。

たとえば深煎りの豆を使う場合でも、「普段よりたっぷりの豆を使って濃厚なコーヒーを飲みたい」と考える人もいれば、「重くなり過ぎるからやや少なめにするのが好き」と話す人もいます。

自分で淹れるコーヒーだからこそ、そのときの気分や体調、飲むシーンによって味を変えることができます。

コーヒーの楽しみ方はもっと自由であって、自分らしさを追求していいと私は思っています。

ぜひ基準にとらわれず、いろいろと試してみてくださいね。

上達への一歩:豆を計るにはスケールが必須!

豆の量を計るときはデジタル式のスケール(計り)を使うことをおすすめします。

コーヒー用のメジャースプーンを使うこともできますが、それだとどうしてもブレが出てしまいます

特に、豆をすくうときには豆のサイズの個体差や、豆と豆の隙間にできる空間によって、きっちり1杯すくったつもりがその時々で1g以上もブレが出ることもあります。

せっかく豆の量にこだわってコーヒーを淹れようとしているのに、「何だか毎回味が違う…」となるのはもったいないですよね。

コーヒー上達への第一歩は、まず同じ条件で、できるだけ同じ味を再現できるようになることです。

自分の好みの味のコーヒーを淹れるようになるためにも、スケールはぜひ使ってください。

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ちなみに、コーヒー豆を計るときに使うスケールは、より精密に0.1g単位になっているものを選んでくださいね!

コーヒーに適しているスケールのうち、非常にコスパが良いのはこちら。私も持っていますが、シンプルに扱えるうえ、タイマーもついていて機能性バッチリです!

コーヒーを淹れるなら最初に揃えておきたいアイテムのひとつです。

タイマー付きスケールを使って、自分がおいしいと感じられる淹れ方を探っていくのがおすすめです!

まとめ

今回は、コーヒー1杯に使うコーヒー豆の分量について紹介しましたが、本当に、好みは人によってまったく変わってくるものです。

たとえば私は10gだと少し物足りなく感じるので、120mlで12gを基準にしています。

そして、使う豆や気分によって微妙に量を増やしたり減らしたりしながら、ああでもないこうでもないと、日々探究しています。

ちょっと難しく聞こえてしまうかもしれませんが、自分がおいしいと思うコーヒーを淹れるには、まず「いま、自分がどんな味のコーヒーを飲みたいか」をイメージしてみましょう。

そして、微調整しながら理想の味に近づけられるようになれば、コーヒーのある毎日がもっとたのしくなるはずです!

「ぜひみなさんもお気に入りの1杯を淹れてくださいね。

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