こんにちは! コーヒーマイスターの、momoです。
今回は、自宅で手軽においしいアイスコーヒーが作れるアイテムを紹介します。
皆さんは、アイスコーヒーはお好きですか?
私はホットで飲む香り高いコーヒーはもちろんですが、スッキリとしたアイスコーヒーも大好きです!
アイスコーヒーは市販のものを買うのもいいけれど、やっぱり好きな豆を使って、自分で作るアイスコーヒーの風味や香りは格別です。
ですが、忙しいなか時間をかけて作るのはちょっと面倒…と思ってしまうもの。
そんな人にもおすすめできるのが、水出しで作るアイスコーヒーです。
【水出しコーヒーとは?】
コーヒーの粉を水に数時間漬けて抽出する方法。
材料を用意したらあとは冷蔵庫に放置するだけなので、とっても簡単です!
そこで今回は、自宅で簡単にアイスコーヒーが作れるおすすめアイテム「ハリオ(HARIO)のフィルターインコーヒーボトル」について紹介します!
写真付きで使い方の説明と、おいしく作るためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ハリオのフィルターインコーヒーボトルはこんな人におすすめ!
ハリオのフィルターインコーヒーボトル
- 自宅で手軽にアイスコーヒーを作りたい人
- 一度にまとまった量を作りたい人
この商品では、一度に650ml(できあがり量)ほどのアイスコーヒーが作れます。
必要なものはボトル本体のほか、好きなコーヒー粉(豆を挽いたもの)と水だけ。
アイスコーヒーの一般的な作り方として、ほかにドリップして急冷させる方法もあるのですが、その方法よりもずいぶんと手間も道具も少なくて済みます。
日常的に冷蔵庫にアイスコーヒーを常備しておきたい人に、おすすめです!
フィルターインコーヒーボトルの使い方【写真つきで解説】
ここからは、フィルターインコーヒーボトルを使い、実際にアイスコーヒーを作っている様子を写真で紹介しながら解説していきますね!
ボトルの各パーツを分解したところです。とてもシンプルな構造。パーツ同士がカチッとハマる感じなので、余分なものはありません。
ストレーナーは、非常に目の細かな網状になっています。ここからコーヒーが少しずつ水で抽出されるしくみ。
説明書では「粉を55g入れましょう」と書かれています。使うコーヒー豆の種類によって微調整してもいいですが、基本、この分量で問題ないと感じました。
下ストレーナーのくぼみに、上ストレーナーのくぼみをあわせて、軽くねじって固定します。
STEP3と同じ要領で、今度はセットしたストレーナーと、注ぎ口のくぼみを合わせて軽くねじり、はめ込みます。
注ぎ口部分はゴム製なので、ほどよい弾力があって、はめ込みやすいですよ。
そうすると、こんな感じになります。
STEP4でセットしたストレーナー&注ぎ口を、ガラスボトルの本体へセット。注ぎ口の上部から分量の水を注いでいきます。
ちなみに、これは個人的にやっていることですが…
抽出後はコーヒー粉が水をしっかりと吸っているので、作る際の水は分量よりもやや多め、溢れない程度にギリギリまで入れています。
(たくさん飲むので、少しでも多く作りたいという思いから。↑上の写真では解説のため分量通りでやっています)
それでも「味が薄い」と感じたことはないので、よかったらお試しください!
注ぎ口にキャップをはめて、冷蔵庫へ移します。ポケット部分にもピッタリおさまるのがうれしいです。
このまま8時間放置!
8時間経つと、しっかり色がついて抽出されています。
ちなみに、一応の推奨時間は8時間ですが、私は以前10~12時間ほど置いてしまったことが…。とくに味に問題はありませんでしたので、少しくらいなら伸びても大丈夫です。
ストレーナーをはずしましょう!
STEP5のところで書いた通り、コーヒー粉がしっかりと水を吸っています。はずすとポタポタと落ちてくるので、私は軽く揺すりながらコーヒー液を落としています。
(思いきりギューっと絞るのはエグみなどが出やすいので、ついやりたくなるのですが、やめておきましょう!)
ストレーナーを外した注ぎ口を再度ボトルにつけて、できあがりです!
スッキリと、香り高いアイスコーヒーを楽しんでください。
ボトルのカラーは全部で3色あります。私が使っており、こちらで紹介しているのは「モカ」。
「ブラウン」や「ブラック」も落ち着いていておしゃれだと思います。
【使ってみて実感!】フィルターインコーヒーボトルのメリット3つ
メリット①:機能がシンプルで簡単に扱える
作り方のところで紹介したとおり、このボトルのパーツは最低限のものだけ。
説明書を読まなくてもわかるくらい、シンプルで簡単に扱えます。
毎日のように作るものなので、手間をかけずに手軽に使えるのはとても便利です。
メリット②:ボトルがおしゃれで冷蔵庫にもスッキリ収納
最初にこのボトルを見たときは、一番にデザインに目がいきました。
ワインボトルをイメージした形状だそうで、冷蔵庫に入れていても、机に置いても、テンションが上がります。
お客様の前で出しても恥ずかしくないデザインですよね。
なにより、冷蔵庫のドアポケットにピッタリ入るのもうれしいところです。
メリット③:全部のパーツを水洗いできる
複雑なパーツがないので、すべてを普通の食器洗い用洗剤&スポンジでキレイに水洗いできるのも、この商品のポイントだと感じています。
口にするものなので、やはり清潔さは気になるもの。
このボトルは手が届きにくいところがなく、洗ったらそのまま乾かしておけばOK。常に清潔な状態で利用できます。
ちなみに、ガラスボトル部分と注ぎ口やキャップのゴム部分は耐熱性で、食洗器にも対応していますよ!
フィルターインコーヒーボトルのデメリット・イマイチな点は?
便利そうだし、魅力的だと思ったけど、どこか悪いところはないの?
強いて言えば…というポイントがあったので、それも紹介しますね!
少しだけ微粉が出る【豆の挽き具合で調整可能】
ハリオフィルターインコーヒーボトルを含む、水出しコーヒーを作る際の特徴として、微粉が出やすいことが挙げられます。
コーヒー豆を挽いたときに出る、ものすごく細かな粉のこと。
微粉がストレーナーから出てきて抽出したコーヒーに溶け出すと、グラスに注いだときにも少し入ってきます。
微粉は必ずしも悪いものではないのですが、少し濁りが出たり、ほんの少しだけまろやかな感じになるので、人によっては気になるかもしれません。
微粉がどうしてもイヤな場合は、豆を挽いた時点で目の細かなふるいやパウダーコントローラーなどの器具を使って微粉を取り除くか、ハンドドリップしたコーヒーを氷で冷やす「急冷式」で作る方法をおすすめしています。
とはいえ、個人的にはそこまで気になるレベルのものではないかな、と思いますよ。
逆に、これが水出しならではの味わいともいえます!
抽出後の粉のカスの処理がやや面倒
冷蔵庫で8時間ほど置いて完成した後のストレーナーには、水分をたっぷりと含んだ粉のカスが残ります。
これをゴミ箱に捨てるとき、トントンと叩くと9割ほどは勢いでガサッと落ちるのですが、1割くらいストレーナーに残ってしまうんです。
そのまま排水溝に流すとネットの目詰まりを起こしやすいので、スプーンを使うなどして、できるだけ粉をキレイに取り除いてから洗うようにしているのですが、それがちょっと面倒です。
我が家が使っている排水溝ネットは、油分をしっかり吸着できるような目が細かいものなので、そこまで細かいネットでなければ普通に流れるかもしれません。
(とはいえ、環境のことを考えたら、なるべくゴミに捨ててから洗ったほうがいいと思います)
フィルターインコーヒーボトルでアイスコーヒーをおいしく作るコツ
①:コーヒー豆(粉)は深煎りがおすすめ!
水出しコーヒーは、通常のお湯を使ったドリップとは異なり、冷たい温度の水でゆっくり時間をかけて抽出します。
通常、コーヒーの苦味成分は、お湯の温度が高いほど出やすい性質があるので、水出しコーヒーはどうしても苦味が出にくいです。
そのため、もともと焙煎度が深め(苦味・コクが強い)のコーヒー豆を使って作るほうが、完成したときに、バランスのよい味わいのアイスコーヒーになりますよ。
逆に、浅煎り~中浅煎りのコーヒー豆だと酸味が強く出やすいので、個人的にはあまりおすすめしないです。(ただ、コーヒーの味は人それぞれ好みがあるので、あえて浅煎りで水出しコーヒーを作る人もいます)
②:水は軟水のミネラルウォーターがベスト
水出しアイスコーヒーは「水が命」ともいえます。
コーヒー豆にはこだわっても、水は適当…というのだとせっかくの水出しコーヒーの魅力が半減してしまうので、ぜひおいしい水を使いましょう!
といっても、そんな高級なものを用意する必要はなく、軟水のミネラルウォーターであれば問題ありません。(私は2リットル80円くらいの、スーパーで特売になっているミネラルウォーターを使っています!笑)
まとめ:ハリオのフィルターインコーヒーボトルで、おいしい水出しコーヒーを!
今回は、ハリオのフィルターインコーヒーボトルを使って、水出しアイスコーヒーをおいしく作る方法をご紹介してきました。
水出しアイスコーヒーは香り高く、スッキリ感じがあって、ドリップで作るのとはまた違う魅力があります。
自宅でおいしく、ドリップとは異なる風味のアイスコーヒーを手軽に作りたい方は、試してみてくださいね!
今回の記事で取り上げたボトルのカラーは、ナチュラルな「モカ」
色違いの「ショコラブラウン」はシックですね
新色「ブラック」はクール!